My Enemies & I「Sick World」レビュー。
「今作について」
アメリカのニューメタルバンドMy Enemies & Iの1stミニアルバム。
・効果的に用いられる不協和音
・落ち着きのあるメロディアスさ
が特徴です!!
「収録曲レビュー」
1.Reborn
今作のリードトラック的な扱い(だと思う)のナンバー。
シャウトパート→クリーンボイスでワンクッション置いた後にメロディアスなサビ
というまあまあわかりやすい展開ですが、それがまた良いのです。
サビでは陰りのあるメロディーがクリーンボイスで歌い上げられます。
リズムも他のパートよりも落ち着きを見せ、まさに「聴かせるパート」に。
2.Toxic
アップテンポなシャウトパートを経て、サビでは疾走感が落ち着き、ミドルテンポに。
この曲もボーカルはサビでクリーンになるスタイル。
後半は重厚なサウンドがのしかかるようなブレイクダウンパートもあります。
3.Fragile Bones
メタルコアを彷彿とさせる、パンチのあるイントロのリフが印象的なナンバー。
シャウトパートはアップテンポにガツガツ進んでいきます。
サビ前のダークなパートも魅力的。
その反面、サビでは明るい雰囲気を醸し出します。
ていうかシャウト→サビクリーンという展開は4を除いてみんな一緒っすね。
4.Parables
比較的聴きやすいナンバー。
クリーンボイスの比率も多め。
イントロからスタジアムでオーディエンスが合唱しているような、壮大な雰囲気をみせます。
メロディアスなサビの後半でも、同じようなコーラスが裏で鳴ることで盛り上がりをみせます。
5.Carbon Copy
重厚なリフが特徴のナンバー。
効果音の後に叩きつけられるへヴィ―サウンド。
オープニングのインパクトは十分ですね。
アップテンポなシャウトパートを経て、サビでは落ち着くのは最早お約束。
6.Fiends
他の曲も不協和音を取り入れてはいますが、この曲は低めの音が震えたような響きを用いています。
ちょっと特殊。
この曲もシャウトパートを経てサビでry・・・・・・。
先述の鈍い音を用いた重厚なブレイクダウンパートが特徴。
そこそこずっしりくる感じがします。
これは元来ニューメタル要素を持ち合わせていたからこその落とし方かも。
「終わりに」
My Enemies & Iは他にフルアルバムを1枚出しているのですが、メタルコア要素とニューメタル要素がうまく混ざり合った今作が1番好きですね!!
ほんでまあ、フルアルバムの後の作品を楽しみにしていたのですが、バンドのTwitterは全然動きがなく、これはもしや自然解散パターンではないかと・・・・・・。
もしそうだとしたら残念です。
せめてこの音源を大事に聴こうと思います。
それでは、今回は以上!!
あざした!!
今回紹介した音源↓
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