誠影は語る。

主にV系(ヴィジュアル系)メタルバンドについて語ります。最近は不定期更新。

GENGAH.「THE POISON APPLES」(再録盤)レビュー。

 

「今作について」

ボーカリスト壱によるソロプロジェクト「GENGAH.」の1stミニアルバム。

 

・ダークでヘヴィーなニューメタルサウンド

・ダウナーなメロディー

 

が特徴です!!

 

また、6曲中5曲がヘヴィーという攻撃的な収録内容になってます。

 

 

「収録曲レビュー」

1.Anonymous

淡々と進むヘヴィーロックにポエトリーリーディングのようなボーカルが乗る。

 

サビ(と思われる箇所)はメロディアスさ皆無。

 

最後の絶叫「Anonymous」は迫力がありますねえ。

 

ちなみにこの曲の歌詞、1stフルアルバム「Hysteria」に収録される「p.o.i.s.o.n」に繋がります。

 

2.Merry go-round

アルバム1ノリの良いヘヴィーロック。

なんだけど、壱さん曰くバラード笑

 

ずっしりとした重心低めのサウンドが特徴。

 

サビではそのサウンドを保ちつつ、どこかチャラさを感じるメロディーラインが歌い上げられる!!

 

1サビの後の男臭い合唱パートも聴きどころですね。

 

あとアウトロの壱さん、めっちゃノリノリで笑ったwww

 

でもこの軽い感じの雰囲気とか、ノリとか(サウンドは重いけど)が、他の曲にはない魅力なのだとも思いました。

 

3.the blood

ドスの効いたサウンドのギターが奏でるリフが心地よいナンバー。

サビではボーカルのメロディーに加え、ピアノの美しい旋律が鳴る!!

 

ちなみに現在はサポートのギタリストであるKAZさんの作曲。

※元はKAZさんとのプロジェクト

 

4.Stab a knife into the heaven

LIVEのど定番曲。

壱さん曰く、KILLSWITCH ENGAGEを意識したとかなんとか。

 

低音に重きを置きながらも、疾走感があります。

サビでは6/8拍子になり、広がりのあるアレンジに。

 

アウトロのギターソロもテクニカルかつメロディアスで、最早もう1つのサビ。

 

ちなみに2ndフルアルバム「モダンケイオスショー」のCDにもボーナストラックとして収録されているのですか、それとはギターソロが違ったりします。

 

5.echoes

ヘヴィーなバラードナンバー。

3/4?か6/8拍子で進みます。

 

最初の歌の裏やAメロ、サビで鳴るクリーントーンのギターの音色が綺麗。

そしてサビでは陰りのあるメロディーが。

 

さらに最後のサビの後半はストリングスまで登場。

美しさが増して終わりへ向かいます。

 

6.COLD RAIN

元は壱さんが過去にやっていたTRRIGAHというバンドの曲のアコースティックアレンジ。

 

再録前のTHE POISON APPLESにはちゃんとacostic.verと記載があったのですが、今回はそれがない。

 

歌詞も全然違うらしいし、もうGENGAH.オリジナルでええやん笑

 

ボーカルとアコースティックギターのみで構成される、メロディアスなバラード。

 

この後に載せる参考動画を観ればわかるのですが、今のコロナ情勢にも合う歌詞の内容かもしれません。

 

「終わりに」

再録前の音源も手に入れて聴いていた自分としては、今作と再録前とでそれぞれの良い点がある故に、是非後者にも手を出してほしいところ。

 

また、1stフルアルバム「Hysteria」の再録盤配信に加え、1stシングル「人、喰い入るように」及びそのMVも公開されるようなので、そちらも楽しみですね!!

 

それでは、今回は以上!!

あざした!!

 

 

今回紹介した音源↓

 

参考動画↓

youtu.be

 

GENGAH.も関する過去記事↓

www.seieireviewblog.info

 

この記事を書いた人のTwitterとか音楽とか↓

lit.link