誠影は語る。

主にV系(ヴィジュアル系)メタルバンドについて語ります。最近は不定期更新。

「V系エクストリームメタルのすすめ」

 

 

突然ですが、俺は数ある音楽の中でも「ヴィジュアル系」と括られるサブジャンル(音楽ジャンルではないけれど)が好きです。

 

もっといえば、黒く統一されたヴィジュアルで、暗い世界観を持ち、重くて激しいサウンドを奏で、切ないメロディーを歌うバンドが好きです。

 

ヴィジュアル系と呼ばれるジャンルの誕生から黄金期を迎える90年代、ブームが下火になるも、それぞれのバンドが独自の進化を遂げる00年代に比べ、10年代にはその手のバンドが多くあります。

 

という訳で!!

 

今回、その10年代に代表される激しいサウンドV系エクストリームメタル」なるサウンドを奏でるバンドを紹介します!!

 

以下、目次になります。

 

 

1.NOCTURNAL BLOODLUST

V系エクストリームメタルを語る上では外すことの出来ない方達ですね!!

元は非ヴィジュアル系バンド。

 

メタルコア・デスコアを基盤に様々な音楽ジャンルを取り込んだ「エクストリームミュージック」を掲げていました。

 

メンバー変わった今はどうなんだろうか・・・・・・。

 

オススメは荘厳さと力強さ、キャッチーさがこれ以上ないほど高いレベルで混ざり合っている「Malice against」と、新メンバーが加入して初となる音源「Life is Once」。

 

 

 

2.D.I.D

他のバンドに比べ、独特な空気感・世界観が特徴。

 

あとボーカルの歌い方がこれまた特殊!!


ぶっちゃけ最初は苦手でした笑

 

時折入るフレーズのテクニカルさにも驚かされます。

 

オススメは1stフルアルバムのリードトラック「Providenta」。

 

追伸:オススメというほどでもないんですが、フルアルバムの初回盤にのみ収録されている「the RED」という曲が結構良きです。

 

https://youtu.be/pD06h5fgvoI

 

3.DEXCORE

メタルコア・デスコアにキャッチーなメロディーを取り入れたサウンドが特徴。

 

メタラーも喜ぶ極悪シャウトと、スイーツ女子も悶えるくらいの甘々クリーンボイスを持つボーカルも魅力の1つ。

 

そして、DEXCOREはなんと2020年9月30日に初のフルアルバム「METEMPSYCHOSIS.」が発売されます!!

 

驚異の4タイプ!!
最も曲数が多い-EXTRA-は2枚組で驚異の33曲www

 

まあ俺はもうとっくに予約しました笑

 

オススメはフルアルバムのリードトラック(多分)の「DRUGOUT.」、ブレイクダウン時の刻みが心地よい「NEW ERA」。

 

 

 

4.DEVILOOF

始動時は超極悪なデスコアを奏で、1stフルアルバム以降はクリーンやラップを取り入れたりと、その音楽性の幅を広げてきている印象。

 

サウンド、ボーカルともに暴虐性はV系界隈トップクラス。

 

2ndフルアルバムからMVが製作された「拷訊惨獄」、「Dusky-Vision」がオススメ。
前者はデスコア、後者はへヴィ―な歌モノ。

 

同じアルバムからの曲でもここまで違う。

 

彼らの器用さが伺えますね。

 

 

 

5.DIMLIM

始動当初、1stフルアルバム、2ndフルアルバムで音楽性が変わっていったバンド。

 

初期はのちに紹介します、NAZAREのドラマーがメインコンポーザーとしてバンドに所属しておりました。

その頃は重さを1番の武器としていた印象。

 

しかし1stフルアルバムを出す前にそのドラムとベースが脱退。

 

どうなることやらと思いきや、1stフルアルバム「CHEDOARA」では重さ以上に世界観や繊細さを重視した音楽性に変化!!


しかもMVが公開されたvanitasは収録曲の中でもブチ抜けたオシャレさ、キャッチーさを見せる!!


2ndアルバムでは更なる進化・変化を遂げたのですが、それについては今回の記事にそぐわない内容なので次の機会に。


オススメは先述した「vanitas」と、同アルバムから公開された「愛憎につき...」。

 

それぞれ結構振り切ってますよね。

 

これだからヴィジュアル系は良い。

 

 

 

6.JILUKA

現在活動しているヴィジュアル系メタルバンドの中でもトップクラスの技術といっても過言ではないほどのバカテク集団。

 

初期は比較的ヴィジュアル系感強めと言いますか、聴きやすさが結構あった印象なんですが、知らぬ間にめっちゃピロピロしてる・・・・・・。

 

時にシンフォニックに、時に電子音を多めに。

テクニカルなメタルサウンドを基盤に、器用にそれぞれの曲の音楽性を構築している印象。

 

オススメは1stフルアルバムのリードトラック「Mephisto」、シングルカットされてからなぜかバカテクレベルが飛躍的に上がった「Ajna」。

 

 

 

7.Sick.

いうなればV系ゴシックメタルコア。

 

荘厳さ×キャッチーなメロディー×へヴィ―なメタルコアという、ありそうでいなかった路線を突き進んでいたバンド。

 

曲だけでいったら今回紹介するバンドの中で1番好きです。

 

ただ、現在に比べてボーカルがあまりうまくないのがネック。

 

それを踏まえても曲はブチ抜けて良いので、この手の音楽性が好きな方は聴いてみてください。

 

オススメは2ndミニアルバム収録のアグレッシブなナンバー「Dawn.」、3rdミニアルバムに収録されている爆走ナンバー「Pandemic.」。

 

しかし、どちらもMV、配信共にないので代わりに2ndミニアルバムから別の曲を。

 

なんだかんだこれも好きですけどね笑

 

ちなみにすでに解散済み。

 

 

8.NAZARE

前述のex.DIMILIMのドラマーが組んだバンド。

 

8弦ギターを用いた重厚かつテクニカルなサウンド×突き抜けるようなハイトーンボーカルが特徴。

 

今いるV系メタルバンドの中で最も勢いがあるのではないでしょうか。

 

オススメは最初に公開されたMV曲である「幸福論」、初の流通音源のリードトラック「IDEAL」。

 

追記:解散が発表されました。悲しい・・・・・・。

 

 

 

9.Cazqui's Brutal Orchestra

NOCTURNAL BLOODLUSTを脱退したギタリストのソロプロジェクト。

 

バンド所属時の「エクストリームミュージック」路線は保ちつつ、1曲の中でもより幅の広いアプローチをしている印象(ていうか曲まだ1つしか出てないんですよね)。

 

ちなみにボーカルはDEXCOREのボーカリストが固定メンバーとして活動するようです。

 

1st音源の時点では他のパートの方もDEVILOOFだったりJILUKAだったり、とにかく豪華。

 

今後の活動が楽しみです。

 

とにかく「OZWALD」を聴きましょう。

 

卒論を提出し終えた後に聴いた時の爽快感は半端なかったなあ。

 

 

10.THE DESPERADO

ex.DEVILOOFのギタリストとドラマーにボーカルが加わって結成されたバンド。


結成されてまだ日が浅いはずなのに、もう2曲出てます。

 

シンフォニック×メタルコアというのが彼らのスタイルなんでしょうかね。

 

オススメはメロディアスで聴きやすい(個人的主観)「Gerbera」。

 


「終わりに」

さて、今回初のブログ投稿ということで、自分の好きなジャンルに絞って書かせていただきました。

 

知らない人には「こんなカッコいいバンドがいたんだ」と、元々知っている人には「やっぱり良いな」と思っていただけたら幸いです。

 

それではまた。